LOAPS対談#002 藤田晋氏 vs テイ・トウワ氏 第二回 (2/2)
藤田晋氏(以下F): そうそう、僕ヒップホップが大好きなんですよ。(※)MUROさんとか大好きなんですよ。
テイ・トウワ氏(以下T): MURO君とは近いところにあって、よく一緒に地方とかにも行ってます。食事とかに誘うと「僕、ちょっと行くところがあるんで」って中古屋回ってるんですよ。ほんとリスペクトですよ。よかったら今度のMUROさんも参加するイベント(※)来てくださいよ。「MOTIVATION」って名前で3ヶ月に1回くらい日曜日の夕方にやって、未成年でも来れるようにしてるんですよ。僕は以前は山の中に住んで満足しちゃっていて、このままじゃいけないと…自分で自分の尻を叩く為に「MOTIVATION」という名前をつけたんですよ。
F: なんか気合を感じる名前ですよね。熱いんだけどなんかカッコイイですよね。
T: 僕は日本で美大を出てNYに留学したんですけど、クラブシーンでヒップホップの初期とかオールドスクールとかハウスが丁度シカゴから来たミュージシャンが伝道してるような時期でして。学校行かずに昼は中古レコード漁って夜は毎晩クラビングして、そのうちバンドのメンバーに知り合っちゃってそれが(※)ディーライトなワケなんです。食っていく為にDJやって、週末金土レギュラーで11〜5時までやって150ドル。一晩ですよ。今思えば、安いですよね。その頃の熱い日々が、その後の15年ぐらいの引き出しになる程、得た物が大きかった。会社とは違うと思うのだけど11時から5時という時間の中で色々ドラマがあるじゃないですか?音のバーテンさんとして、サービス業として、いかにキレイなカーブを創れるか、キレイなカーブというのは美大で習うんだけど、コカコーラの瓶とか女性のフォルムのように、お尻とくびれてあってまた盛り上がって…というのをいかに創るかという事にすごくハマっていました。
F: 楽しそう!
T: 多い時は週5回ぐらいレギュラー以外にもやってましたよ。自分がやらない時も有名なDJを見に行ったり、友人のDJのところに行ったり。知らない曲があるとメモって。自分の財産というのはその時の経験が大きいですね。
F: その頃、すごい売れたヤツあるじゃないですか?
T: その頃、バンドでデビューして、最初ローカルで有名になってワーナーと契約して出したんです。それで500万枚突破しました。僕の場合は最初にブレイクしちゃったんで、後はやりたい事だけ選んでやってました。その分、みんなで「次は武道館めざそうな!」みたいなのはなかったですね。いきなりバーンだったので。
F: その頃日本に?
T: ええ。もうすぐ11年になりますね。むこうにいても、ディーライトのイメージが強くて、リミックスとかの発注が多くて、日本での方が自然な感じでダンスものにこだわらずにプロデュースしてくれ、とか。せっかく帰国したんだけど、3年間ぐらいたってやっぱり東京は違うかなぁって思って…
F: じゃあ、今は完全に軽井沢にいらして。
T: そうですね。ホントに東京に来た時に寝られるところがあるだけです。
F: じゃぁ毎日自然の中で暮らされているんですね。
T: とはいっても、なんだかんだいって、ずっと東京だったり… ただ制作モードになっちゃうとず〜っと軽井沢で籠って、たまに肩がこったら、温泉行ったりしてます。
F: 今、(※)Ameba Music http://music.ameba.jp/
というサービスを当社で運営しているんです。かなりLOAPSと似てるんですけど、インディーズのアーティストが音楽とブログをアップしていって、みんなが聞けるようになってるんです。ロープスの音楽版みたいな。 ただAmebaにはランキングがあって、人気のブログは上位にランキングされるんです。
というサービスを当社で運営しているんです。かなりLOAPSと似てるんですけど、インディーズのアーティストが音楽とブログをアップしていって、みんなが聞けるようになってるんです。ロープスの音楽版みたいな。 ただAmebaにはランキングがあって、人気のブログは上位にランキングされるんです。
T: タダで聞けるというのは?
F: 勝手にアーティストが書いて音楽もアップしてくれるんです。
まだ始まったばかりなのでダウンロードできる楽曲はまだまだ少ないですけど。でも、ホント姿勢はロープスと近いところにありますね。これからの時代、音楽の売り方とか今までとは違うやり方がいろいろあるでしょうね。
T: 若い人はこういうのにすごくオープンなんですよね。僕らはよくミュージシャン同士話合ってるるんだけど、坂本龍一さんとか小山田君とかでプラットフォームかなにか、それに特化した流通形態をつくれば新しい可能性が生まれるはずだと。
F: 使い方次第なんですけど、やっぱりブログがお薦めですよ。ネットの欠点なんですけど、事務所のHPとか、自分でドメインをとってやってると、テイさんの作品はテイさんに興味ある人だけが検索してやってくるだけなんです。でもブログだと他人のトラックバック(リンク)を辿って今まで興味なかった人がやって来るので、アクセスの集まり方が全く違ってくるですよ。
T: アメーバ的なのかぁ。
F: テイさんとか今日聞いた曲とか、買ったCDとかをブログに載せたら凄いですよね。
T: でも、おっしゃられたんですけど、「なぞ」って楽なんですよ。サウナとかで全裸の時に「ファンなんです」とかいわれたり。キツいんですよ(笑)。
F: いずれにしてもアクセス数のあるメディアを持っていれば正しい情報発信が出来るし、宣伝したい時に効果がありますしね。
T: どうやったらアクセス数が伸びるんですかねぇ。
F: 会員数が多いブログほどアクセスが集まるんですよ。
T: どこのブログがいいんでしょうか?
F: Amebaブログ http://blog.ameba.jp/
です(笑)。
です(笑)。
T: 笑
LOAPS: 最後にロープスのユーザーにメッセージを
F: 普通に成功するというのは競争も激しいだろうし、クリエイター志望者というのはホント沢山いるから、インターネットを駆使出来た人には成功を収める可能性があると思います。
T: 僕はLOAPSを通して自分のモチベーションが上がるものに出会えたらいいなぁって、、、部屋に飾るものかもしれないし、レコードジャケットかもしれないけど、結果的に仕事になればいいかなぁ。
LOAPS: ありがとうございました。
※ MURO:日本のヒップ・ホップシーンの先駆者であり、ラッパー、DJ、プロデューサー、デザイナーなど様々な顔を持つストリートのカリスマ。世界中の音楽ファンから注目されている。
※イベント/「MOTIVATION」:テイ・トウワ氏レギュラーイベント。
※ ディーライト(DEEE-LITE):1990年デビュー。デビューアルバム『ワールド・クリーク』は各国でゴールドディスク受賞、シングル4曲連続ビルボード・ダンスチャート1位、アメリカを拠点に2枚のアルバム、ワールドツアーを行う。
※Ameba Music:http://music.ameba.jp
Amebaブログ:http://ameblo.jp/
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