LOAPSドキュメント#006 (1/2)
アートバーゼル見聞記 その1
アートバーゼル見聞記 その1
こんにちは!LOAPS事務局の福嶋です。
先日、スイスはバーゼルで行われた世界最大の「アートフェア」を見学しに、遠路はるばる行って参りました!
アートフェアって何??という人のため解説をすると…
世界各国からアートディーラーや有名アーティストたちが集まり、作品を展示し、コレクターや見に来た人々に販売したり、交流を深めたりする…一言で言うと、アートの見本市のようなものです。さらに、世界中のアートの「今」がわかるため、情報交換の重要な場でもあるのです。
現地では、メイン会場となる「Art 38 Basel(アートバーゼル)」という巨大な会場の他、開廊5年以内という新進気鋭の若手ギャラリーが集まる(なんと10倍もの競争率があるそう。)「LISTE(リステ)」、さらに昨年からスタートしたばかりで今回2度目となる「VOLTA(ボルタ)」、この3つの会場でアートフェアが同時に開催されており、まさに街はアート一色!!
近郊の美術館も全てこのフェアにオープニングを合わせており、この時期はまさに世界中のアートがバーゼルにお引っ越ししてきたかのような様子です。

……と、鼻息荒くアートフェアへ行きたいところですが、、、
まずはライン川のほとりでポーズ★
流れがはやい!!
早くアートフェアが見た〜い!と、はやる気持ちを抑えて、まずは市内の美術館を観光。

シャウラガー
http://www.schaulager.org/
ヘルツォーグ & ド・ムーロンによる建築で、ひときわ目をひく建物!写真のように、美術館外の両脇壁に大きな液晶が埋め込まれていました。スイスののんびりした風景に、これがガツン!と映えています。
中は、とにかく広〜い!天井が高く、細部まで現代的でカッコ良い建築。建築が良いと、作品も映えるものなのですね。ほー……
そして、その広さゆえ、規模の大きな展示が目をひきました。
写真は、カタリーナ・フリッチュの巨大ネズミたち!部屋の中に、このネズミたちがどど〜んと円を描いて鎮座してます。
また、私が行った時は、フランシス・アリスの展覧会が行われていました。
参考:http://www.geocities.com/estrellasdepiedra/Francis_Alys.html
このようなペインティングが、床に立てかけられていたり、ざっくばらんな感じで置いてあるのですが、洗練された物語があり、素晴らしい展示でした。
そして、ついにアートフェアへ足を運びます! まずは若手ギャラリスト・若手アーティストが集う、「LISTE」へ!
普段は工場として使われている場所にギャラリーブースが設けられており、なんだかロックな雰囲気漂う会場!イメージしていた「アートフェア」と全く違うことに驚かされます。
また、日本から唯一参加の、ヒロミヨシイギャラリーの吉井さんからお話を伺いました。「今回うちのブースでは、売り出し中のアーティスト4人を出展して、オープンしてなんと20分くらいで完売しました。リステはコレクターや美術館のキュレーターからも注目度が高く、世界へ向けての最高のプレゼンの場所です。」とのことです。
上:こんな感じのロックな作品も!
下:工場という場所ならではの、この雰囲気。

元気な作品が集まるブースがたくさん!
全体的にアットホームでゆるい雰囲気漂うLISTE。
会場内には写真のようなレストラン・バーがあり、昼間からビールを飲みながらアート鑑賞ができちゃいます♪

ブースも個性的です。
こんなインスタレーションをやっているところも!
まるでアニメの世界に迷い込んだよう。。。

ニューヨークにある、注目ギャラリーの1つであるZach feuer ギャラリーのスタッフたちと。うしろにあるのは人気アーティストであるダナ・シュルツの作品!
こんな風に、ブースにはギャラリーのスタッフ達がいて、作品の解説をしてくれたり、作品の値段を教えてくれたりします。

今、NYの若手ギャラリストで最もアツいと言われている、ダニエル・ライクと!
手前にぶらさがっているのはクリスチャン・ホルスタッドの作品。
数ある若手ギャラリーの中でも、彼のブースはセンスがピカイチで、面白い作品だらけでした!

この作品には、センサーが付いていて作品の横を通り過ぎるとこの大きなタンスごとガタガタガタガタ!!と揺れまくるのです…。笑 かわいすぎ!
全体的に、このLISTEは良い意味で「粗い」作品が多かった気がします。荒削りな中にも、勢いやエネルギーの溢れる面白い作品が多く、さらにこの汚い(失礼)工場とアート作品とのミスマッチさ、そんな所に魅力がありました。
何より、「アートフェア」と聞いて思い浮かべていた堅苦しいブースのイメージをビールと共に一気にときほぐしてくれた、貴重な体験でした★
さて、リステのあとは

なんと、ライン川のほとりからボートでVOLTAの会場へ!なんとも優雅な移動です!実に気持ちよく、会場へ到着。

会場はこんな感じ。
1階と2階とに分かれています。日本からは、タロウナス・ギャラリー、カイカイキキが出展していました!

カイカイキキのブース。
右奥の作品は、GEISAI #9で金賞を受賞した山口聡一さんの作品。初のアートフェアで作品が無事売れたそうです。すごい!

VOLTAのVIPラウンジにて、ひとやすみ…。ここには映像作品が数点飾られており、飲み物を飲んでくつろいだりできる所でした。
VOLTAは、2回目!ということもあって、いい意味でも悪い意味でも方向性が固まりきっていない感じが魅力なフェアでした。私の個人的なイメージだと、なぜだか「動く」作品が多かったような??ずっと空を飛んでいるテープだったり、モゾモゾと動いている人間の作品だったり。
そしてついに!次回は、 メインフェアへ行く!の巻 です。 お楽しみに〜!
LOAPS事務局 福嶋
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