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LOAPSドキュメント#009

LOAPS x au:「au style magazine」の表紙をLOAPSがキューレーション!



「au style magazine」8月号

LOAPSのキューレーションによって、LOAPSアーティストの林真世さんの作品が「au style magazine」8月号の表紙を飾りました。これは、auからの依頼に、LOOKERS CHOICEに選ばれたこともある林さんの作品をオファーしたことからスタートしました。これに合わせて原宿にあるKDDIデザイニングスタジオでの個展と、林さんのオリジナルグッズをケータイWebの「au Shopping Mall」で販売することが実現!そんな林さんに、今回の企画のこと、展覧会のこと、そしてLOAPSとの出会いについて話してもらいました。

LOAPS:今回の「au style magazine」と個展のプロジェクトのいきさつですが、LOAPSをご覧になった製作者の方がコンタクトを取ってきて実現しました。最初、この企画の話を聞かれたとき、どう思われましたか?
とにかくびっくり!絵で仕事をしたことがなかったので、最初からこんなに大きい仕事をいただいて、できるかな、私で大丈夫かなっていう不安はありました。でもせっかくのチャンスだし、頑張ろうと思いました。あと、やっぱりすごく嬉しかったですよ。家族にもすぐ報告しました。友達にも言いたかったけど、ちゃんとできるかどうか不安だったので、ある程度プロジェクトが進行してから言いました(笑)。
LOAPS:全国で約1,600万部配布される「au style magazine」の表紙を飾ることによって、たくさんの方々が林さんの作品に出会うわけですが、それについてはどのような気持ちでしょう?
まったく知らない人が「あ、これ、誰の作品なんだろう」って思ってくれると嬉しいです。あと、知り合いが、「今こんなことやってるんだ」とか。とにかく、今は絵ではまだまだなので、できるだけ多くの方に知ってもらうことが一番だと思っています。
LOAPS:もうすぐ個展がオープンしますが、どんな心境ですか?
個展をするのが初めてなので、自分らしさを出すことを一番に思っています。後は、ただ絵を飾るだけじゃなくて、空間や雰囲気をいいものにしたいと思っています。展覧会のタイトルが『H・A・N・A・U・T・A』といって、鼻歌と花をかけた名前なので、誰でもふらっと楽しめる、そんな感じにしたいなと思っています。


LOAPS:林さんは、なぜアーティストになろうと思ったのですか?
何かものを作ることがしたくって、でも、特にアートって感じではなかったんです。なぜアートの道を選んだのかっていうと、実はデザインがあまり得意じゃなかったからなんです。もともとデザインをやりたかったんですよ。そっちの方がちゃんとお金を稼げそうだったから。でも全然ダメで、気がついたら絵の方をずっと描いてました。それで、1、2年前かな、ちゃんと絵で食べていきたいと思い始めたのは。それまでは趣味程度でなんとなく描いてたという感じです。
LOAPS:そういった心境の変化のきっかけはなんでしたか?
うーん、自分の作風が少し見えてきたっていうのはあるかもしれない。本当に描きたいものがちょっとずつ分かってきて。まだ完全に確立したわけじゃないけど、自分の中で作家としてのベースができあがってきた気がしたんです。
LOAPS:林さんの作品はコラージュが多用されていますが、もともとこのようなスタイルだったのですか?
本格的に柄を使ったコラージュを始めたのは1,2年前からです。昔からとにかく柄模様が好きで、雑誌の切り抜きなどを集めたりしていて、せっかくだからそれを作品に取り込んだらいいかな、と。柄の入った紙切れを見たり集めたりが好きなんです。柄は作品に合わせて使い分けますけど、特にレトロな柄が大好きですね。コラージュを始める前は、絵を描いてはいたんですけど、どこか出し切れない部分があって。多分そこにコラージュが合ったんだと思います。


LOAPS:作品のモチーフですが、動物と植物、それに幾何学模様が多いですよね?
そうですね。私にとって動物や植物が魅力的なのも、やっぱりというか、柄があるからなんです。模様、パターンを描いていくのが好きというのもあるかな。例えば鹿の斑模様だったりとか、そういったものを自分でアレンジしていくのが楽しいんですよね。それに身近なものだから。あと、もともと図鑑が好きで、そこからモチーフを選ぶことも多いですね。昭和30年代に作られた図鑑が家にあって、それがすっごく好きなんですよ。レトロなもの、懐かしいものが好きなのも関係してるんでしょうね。
LOAPS:だから林さんの作品はどこか懐かしい感じがするんですね。
いつもノスタルジックな感じのする作品を作りたいと思っているんです。自分の昔の記憶なんかが入り込んでるような。匂いとか、音とか、そういった抽象的な記憶を幾何学模様で表現しているのかもしれません。
LOAPS:LOAPSを知ったきっかけを教えてもらえますか?
ヒロ杉山さんが書いてらっしゃる日記でLOAPSが紹介されてて。それで知ったのかな。やっぱりギャラリストの方やいろんな方に見ていただけるのがすごいな、いいなって思いました。最初は一つ二つ作品をアップしただけで放っておいたんですが、知り合いの作品の反響がすごくて、そんなチャンスがあるんだったら私もやらないと!って。あと、他の登録メンバーの方の作品を見てると、やっぱり刺激を受けたりモチベーションが上がったり、そういうのはめちゃくちゃあります。負けずに頑張らなきゃ!って思いますね。LOAPSを通じて友達になった方もいますし、ありがたいです。お気に入りのアーティストもたくさんいて、Favorite機能とか使いまくってますよ。
LOAPS:活用していただいてありがとうございます。それでは最後に、林さんのこれからの抱負を聞かせてもらえますか?
とにかく絵を描き続けていくことですね。今度の個展もあるし、秋にはGEISAIにも出展します。やっぱり将来的に絵だけで食べていけるようになりたいっていうのはあります。でも、今は将来的にどうこうと言うよりも、もっともっと自分の中で良い絵を描けるようになること、それが一番大事ですね。


林 真世
1979年岐阜県生まれ。創形美術学校卒業。ノスタルジックなコラージュ作品が特徴。エンライトメントAwaking Sense2003に作品が掲載される。また、LOAPS上では小山登美夫氏にLOOKERS CHOICEとして選ばれるなど、期待の新人アーティスト。
http://www.loaps.com/myalbum+myloaps.uid+79.htm




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