| 作品情報: | [良い大人の抵抗期]宣戦布告
時代の流れを地肌に感じ入った。
ちょいと昔は人間オブジェやら白塗り舞踏、路上詩人など触らぬ神にタタリなし的なアヤシイ表現者が うようよ居て、何でもアリだったのに。右翼団体だろーが、宗教アナウンスだろーが、それも立派な自己表現だと知れ(本人の大きな勘違いはあると思うが)。 政治家なんかの街頭演説も類には属すだろーけど最近じゃ全く面白味がない。ことマジメに税金対策だ、健全な街づくりだ んなの云わなくても解ってる。
違うのだ、オレが求めてるのはそんなレベルじゃない。 街中で大声だして喋ってる以上お前はパフォーマーなのだ。 なんかもっと驚くことやれ!ふざけたことやって 通行人を振り向かせてみろっての。
優しい唄、ノリの良い音楽を聞かすのも悪かない。 でもそれだけがストリートのすべてじゃないだろう。 ウケが悪かろうが良かろうが異端が居てもいいはずなのに こうも大人しく淘汰されちまった現代社会の窮屈なこと。
針の穴程度でもいい。誰かが新風を吹き込まないと。率先してオレはバカをやる。出る杭になってとことん打たれることをやってやろうじゃないの。
話は変わるが最近レンタル屋でみうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の「アイデン&ティティ」という映画を借りて観た。 ジンときた。ロックなのかどうかはわからない(オレはパンクという言葉を使っていたがロックとどう違うのだろう?)。 でもそこに描かれているロックスピリッツはきっと今のオレと同じものなんだ。
主人公は生放送のテレビ出演で唄う予定だった曲を勝手に取り止め、代わりに 今の気持をグチャグチャに叫んで客を煽る。とんだハプニングとしてテレビ画面は 「しばらくお待ちください」のテロップ。主人公の気持が痛いほどわかる気がした。 何より一番印象に残ってる言葉は、この事件を起こす寸前、主人公が仲間に告げたこの一言
「 大人を困らせたいんだ。」
ディラン、オレは君を神様とは呼べないけれど、きっとそのロックスピリッツ遂げてみせる。 やりたいようにやるだけさ。 |