| 作品情報: | あのババア、早くやめてくれねえかな
商品を並べていると、店長がぼくに話しかけた。 このコンビニに早朝出勤するおばちゃんの悪口だ。 この悪口もいつものこと。
ババア制服がピチピチしてて見たくねーんだよ いいかげん気づけってかんじだよな
ぼくはいつも、そんなにイヤなら理由つけてやめさせればいいのに、と思っている。そうすればこのくだらないぐちを、毎日聞く必要もなくなるからだ。 イライラする。 けれどもぼくは、こううけあう。
しかもあのおばちゃん いっつも膝下のストッキング なんですよね はだいろのやつスカートのすそから ひざが見えるの かんべんしてほしいんですよねー
店長とぼくは30 分以上、おばちゃんの悪口をしゃべり続ける。あいまあいまに、ふたりがゲラゲラと笑う声が聞こえてくる。 イライラする。 |